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 アレルギーの項 
                                            

                                       

◆◇◆アトピー性皮膚炎◆◇◆
(0歳〜継続中・冬場の乾燥のみ)
かゆみのある、繰り返して起こる湿疹のことを言うようです。
原因は食べ物だったり、環境だったり、人それぞれとのこと。
私はもともとアレルギーを持っておらず、原因としたら夫の小児ぜんそくくらい。
両親ともにアレルギーを持っていなくても子供に15パーセントの確率で出るそうです。
アトピーなんてひとごとだと思ってたので先生から食べ物の制限(はっくんは卵と牛乳)の話を聞いた時は信じられない気持ちでした。
幸い成長するにつれて良くなっているようです。



◆◇◆小児喘息になった・・・◆◇◆
(4歳〜継続中)

除去食もなくなり、冬場の乾燥するときにも毎日は軟膏を塗らなくても済むようになった4歳の冬、風邪から来る痰の絡む咳から、咳が止まらなくなりました。
しばらくすると、ゼイゼイと胸がなり、息をするのもやっと、という状態になってしまい、休日診療で吸入。翌日、かかりつけの小児科であっさりと
「あ、喘息発作、とうとう出ましたね。それがアレルギーマーチなんですよ」
とアッサリとお言葉を頂戴しました。
アトピーの子は大体3歳の秋口〜冬場にかけて喘息が出やすいんだそうです。
よってこれから喘息としばしお付合いが続くことになりました・・・(笑)2002.2現在

【治療経過】
【スキンケアと塗り薬】
【医院選び】

【旅行時】
【保育園】





●治療経過(現在進行中)

年齢 治療経過・状態
1ヶ月 体、顔と全身湿疹。ほっぺはジュクジュクしている。 アンダーム軟膏
4ヶ月 1回目の血液検査でIgE140。粉ミルクを飲んでいるので牛乳に強く反応が出る。卵の制限も言い渡される。 ステロイド入り軟膏
4ヶ月 別の医院にて食物制限とともに粉ミルクをMA−1に変えるよう言われる。その後ステロイド(キンダベート)の量を徐々に減らしていく。日に日に良くなって行く。 キンダベート+アンダーム軟膏を混ぜたものと頭用にリンデロンローションをもらう。
5ヶ月 たまに湿疹がでるものの、わりときれいになる。顔と足首に少しかさついた湿疹が見られる時もある。少し痒いようだ。 アンダーム軟膏、アズレン
10ヶ月 普通の粉ミルクに少しずつ変更。耳切れがちょっとと背中、肩に湿疹が見られる程度。痒いらしく、お風呂に入った後などにがりがりかいている。 アンダーム軟膏
ヒルドイド(保湿剤)
1歳2ヶ月 風邪とかで具合が悪い時以外はかゆがることがなくなってきた。2回目の血液検査でIgEは500以上(卵と牛乳に反応あり、制限は続けるよう言われる)ったが、体調に変化がなければ食生活を変えなくてもいいとも言われる。 アンダーム軟膏
ヒルドイド(保湿剤)
1歳3ヶ月 保育園に入ったストレスで背中と肩が湿疹だらけ。じゅくじゅくしている。 ザジテンシロップ
キンダベート、アンダーム軟膏
1歳4ヶ月 保育園になれたころ湿疹も良くなる。背中と肩はたまに湿疹がでるのでお風呂あがりには必ず軟膏をぬる。フォローアップミルクに少しづつ変える アンダーム軟膏
ヒルドイド
1歳8ヶ月 ヨーグルト、プチダノン、シチューなどの加工品を少しづつ増やす。体に特に湿疹が増える様子はない。 アンダーム軟膏
ヒルドイド
2歳 牛乳を少しづつ始める。背中の湿疹がたまにかさつく以外は特に変化はなし。 アンダーム軟膏
ヒルドイド
2歳2ヶ月 麻疹の接種の為パッチテストを受ける。(陰性)あご下、背中に少し痒みのある湿疹が見られる。耳切れも・・。生卵以外の加工品をスタート(炒飯とか)する。 アンダーム軟膏
ヒルドイド
2歳4ヶ月 汗ばむ季節を迎え、ひじ、ひざの裏がかさかさになり、自分から「くちゅり〜、塗る〜」と言っている。ちょっと痒そうだ。 アンダーム軟膏
ヒルドイド
2歳6ヶ月〜 冬場の乾燥する時期の保湿(ヒドい時はキンダベートも処方してもらう)はかかせないが、食べ物の制限がなくなる
3歳半前後 風邪を引いた時やはしゃぎすぎた後、「ゼイゼイ」という胸が鳴るような音がごくたまにだが、聞こえるようになる
4歳0ヶ月 軽い風邪で咳き込んでいると思ったら、胸がゼロゼロと鳴るようになり、治まらなくなる。アレルギーマーチ第2弾、「小児喘息」と言われる テオドール
ホクナリンテープ
4歳4ヶ月 気が付けばゼイ鳴音がなっており、ヒドくなりそうなので夜にホクナリンテープを貼り、1日3回テオドールを2日間服用。朝方に連続小発作。3日目に少しずつ治まる。 テオドール
ホクナリンテープ
4歳8ヶ月 季節の変わり目なのか秋口になり始めた頃、風邪もひいていないようなのにたま〜に痰のからむような咳をするようになる。夜に軽いゼイ鳴音。寝れないことはないらしい。ヒドくなりがちな朝に治まるので薬をのませず、様子見が1週間強。
5歳1ヶ月
風邪をひいてしまい、熱が上がると同時に咳とゼイ鳴音がひどくなり、肩を上げ下げして息をしており、かなり苦しそう。夜間診療に行き、吸入の後、初・点滴。点滴(生食)でかなり改善される。去年発症したのも2月だし、この時期は要注意かしら? テオドール
ホクナリンテープ
点滴(生理食塩水)
5歳9ヶ月
(時期:10月)
風邪で咳が続くなぁ、と思っていたら軽いゼイ鳴音が1日中続くように。テオドールを飲ませてもひどくはならないが完全に治まらないので吸入。1年半前の体重に基づく薬の量であったため、テオドールの1回量を増やしてもらいました。秋の風邪も要注意ですね(泣)
しかし「半年以上も発作が殆ど出なかったのはとてもいい」、と先生から言われ、更に「今後は少なくなる傾向にあるかもね」との言葉にもホッとする私でした。
テオドール
ホクナリンテープ


●スキンケアと塗り薬

体を洗う石鹸はベビー用の(無着色、無香料)ものを使用しています(アトピーの時)。お風呂は毎日入り、湯船はいつも40度くらいの大人ではすこーしぬるいかなっていう温度で入っています。
体はこすりすぎないように手で泡立てて洗い、ちゃんと全身洗うのは2日に1回(毎日洗うと油分がとれてかさかさになってしまう)、他の日はざっと流しておしまいにしてしまいます。お風呂上がりには症状に応じて軟膏を薄く塗ります。非ステロイドの軟膏をだいたい毎日使っています(アンダーム)が、どうしてもかいてしまってひどくなってしまった湿疹には弱いステロイドを使って症状を抑えてからいつもの保湿剤や非ステのアンダームに切り替えています。今は大体これで湿疹は治まっています。冬場はどうしても乾燥しがちなので出掛けには保湿剤をぬって出掛けることが多いです。


●医院選びについて

最初は産婦人科に併設されていた小児科にかかっていましたが、以前の保育園で「ここがいいから」と紹介されアレルギー専門の医院へ行きました。4ヶ月で血液検査を受けましたが、1歳未満では血液検査をせず、様子を見る先生も多いようです。ここの医院は確かに混んでいましたし、有名だったようですが薬等の説明がないのと、スタッフへの不信感(対応が良くなかった)為、途中で辞め、元の小児科に戻り治療を続けました。その後引越しをし自分で探した現在の小児科にかかっています。
紹介されるとどうしてもことわりづらいというのもありますが、有名であるとか云々よりも先生との相性も大切だと思います。何でも聞ける自分の信じれる先生にかかるのが理想です。



●旅行時

1歳3ヶ月の時に初めて海外旅行に行きました。小さければ小さいほど食事は普段から食べているものを持っていった方が無難だと思います。飛行機は前もって申し込んでおけば(エアラインによると思います)アレルギー食を用意しておいてくれる所もあるようです。宿泊はコンドミニアムの方が電子レンジがあったりするので子供の分は調理しやすいかも・・・。はっくんは最初、卵と牛乳がダメだったのでパンがOUTでした。うどんやおにぎりを現地で調達して部屋で食べたりポットのお湯で作ったりしてました。
ビーチで遊ばせたりしましたが、日差しの強くない時に1時間以内で済ませるようにしてました。サンスクリーン(ベビー用)を一度塗ってみたのですが子供の肌に合わなかったみたいなので・・・。



●保育園について

はっくんは引っ越す前に無認可保育園、今は私立認可保育園に通っています。どちらも除去食は可能でした。今の園からは(アレルギーが有ると言った時点から)調味料、食材、加工食品の記載されている一覧表を頂きました。その表に載っているアレルギーの出る可能性のある食品に丸をつけて(マヨネーズとかチーズなど)園に提出し、その後は全て除去して頂いています。他のお子さんが鳥肉を使用したおかずの時ははっくんはお魚といった具合に給食を用意してもらっています。パンが駄目だった時は主食だけ家から持って(おにぎりにして)いったりしていました。おやつの牛乳、ヨーグルトは今は食べれますがその時悠はゼリーだったり、麦茶だったりしたようです。保育園によると思いますが今は出来るだけ協力してくれる園が増えていると小児科の先生もおっしゃっていました。






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