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アレルギー児と旅行



ハルっちは生後2ヶ月を過ぎたあたりからアトピー性皮膚炎、
4歳からは小児喘息発症と、典型的なアレルギーマーチを辿っています。

アレルギーはその子どもによって症状も対処法も様々です。
旅行に行く際に不安を感じましたら、どうか主治医とご相談下さいね。
以下にまとめたことについては、我が家の場合になります。
ちょっとでも参考になればいいなぁ、と思います。



1.旅行前

旅行1週間前、まずは薬の在庫確認!
喘息を発症してからは気管支拡張剤とホクナリンテープ(気管支拡張テープ)は必ず機内持込荷物に入れています。
薬、特に飲み薬には念のために英単語で説明を書いておきます。
我が家ではAsthma(medecine)、喘息薬、と薬袋に記入しています。
また、風邪から喘息を併発してしまうことも多いので、風邪薬も必ず持参します。
アレルギーとは関係ありませんが、他に『解熱剤』『冷えピタ』『下痢止め』を持ち込んでいます。



2.機内にて

機内は気圧が下がる上にかなりの乾燥、大人だって肌がカピカピになりそうです。
特に低い気圧環境と空気の乾燥はアレルギー児には大敵というもの!
今でこそ、塗らなくなりましたが、2,3歳位で中距離線以上の時は出ている皮膚(頬)に保湿剤を前もって塗っておきました。
喘息が心配な場合は乗る数時間前にホクナリン(気管支拡張テープ)を貼ることも考えましたが、今のところはその心配がなさそうです。
また、顔周辺に水スプレーを撒くと保湿になる、と聞いたので持ち込んで行ってみたところ、ハルっちから「折角寝ていたのに、やめて!」と怒られてしまいました(汗)。
濡れタオルを常備して、たまに鼻下周辺をぬぐうのも効果があるそうです。
これもやってみましたが、鼻に押し当ててしまった為「苦しいから辞めて」とこれまた怒られてしまいました。
私のように鼻をふさがないようにしましょう(普通はしませんね)。



3.滞在先の食事について

今でこそ苦労はなくなりましたが、除去食(卵&牛乳)の頃は外食をするのも、ちょっとした悩みでありました。
家事が旅行先でも続いてしまうことになってしまうのですが、コンドミニアムで過ごす方が良さそうに感じます(ホテルでレトルトウドンとはいえ、作るのはしごく面倒だったので)。

日本からの除去食のレトルトパウチ(国によっては申告が必要であったり、原料によっては持ち込み不可のところもあります。どうかご確認下さいね)を持ち込んだこともあります。
慣れた味ですし、小さいうちはその方がいいのかもしれませんね。

 ちなみに、現地持込お勧め便利食材は・・・(我が家の場合)
  ・サトウのご飯、のり、ふりかけ、うどん(レトルト)、卵&牛乳を使用していない
   レトルトカレー、
  ・水かお湯で戻して作る、かやくご飯やお握り(旅行コーナーにて入手)



4.滞在先にて

ホテルもこれまた乾燥している空間です。寝る前は各自お風呂で使用したバスタオルをイスに広げて乾燥防止。
また、滞在先でのエアコンはよっぽど寝苦しい、と感じない限り、消して寝るようにしています。
アトピーで肌がかさついてしまった時はお風呂あがりの保湿も忘れずに。



5.もしも発作が出てしまったら(喘息)

旅行先で発作が出そうな兆候や出てしまった、ということがない我が家ではありますが、頭の片隅にはいつもあります。
カード付帯保険もあるのですが、万が一、こちらではカバーしきれない場合を考え、いつも空港で保険をかけています。もし、発作が起きてしまって吸入や点滴が必要になってしまってもこれで大丈夫。
子どものアレルギーは旅行先で改善される場合が多いんだそうですよ(主治医が言っていましたが、これも個人差があると思います。ちなみにハルっちはアトピーがたった2.3日の間にみるみる良くなっていってビックリしました)。


こうやって我が家は今まで乗り切っています。
みんな楽しい旅行が出来ますように・・・

随時思いつきましたら更新していきたいと思います(2004/10)